from
TAKUYA KAMIBAYASHI
ヘアスタイリングはなぜきもち悪いのだろう?
ヘアスタイリング剤の開発では耐湿検査があることをご存知でしょうか?キープ力・ホールド力=耐湿性であり、梅雨のある日本ではウォータープルーフであることが当然のように扱われています。そして、これがスタイリング剤の気持ち悪さの原因のひとつでした。
ウォータープルーフにするためには、水を吸わない原料が必要で、一般的にはポリウレタン、天然原料でも植物樹脂などのプラスチック原料が使われます。また、水には溶けないためアルコールをベースにスタイリング剤は作られることが多く、アルコールに弱い方の場合、頭皮や首が荒れてしまう原因にもなります。(私もそうでした)また、洗い残しが発生しやすく、スタイリング特有の"きもち悪さ"が気に入らず、スタイリング剤を使わないという方も多くいます。そうです。あの、スタイリング後の手のきもち悪い感覚は正しかったんです!
日本の気候に適したヘアスタイリング剤。
過度なキープ力よりも、使い心地を優先。
そこで考えました!日本は晴れている日の方が多いのに、なぜウォータープルーフのスタイリング剤ばかりなんだろう?
雨の日は湿度を吸ってしまうため、キープ力は少し落ちてしまうかもしれないけれど、きもちいいと思えるスタイリングがあるべきではないだろうか。(でも!雨の日の柔らかい仕上がり感も私は気に入っています。)
晴れの日も雨の日も全く同じキープ力である必要を無くすだけで、今までスタイリングができなかった人ができるようになる。 / 10年後の頭皮を守ることができる。 / 子供にも安心して使わせることができる。 / ご主人の頭のケアをしてあげることができるようになる。
「きもちいいスタイリング」を通して、大切な人が「きもちいい生活」を送るお手伝いをしてあげてくださいね!
上林拓也